ミルクを併用し、メインは母乳でした。【体験ブログ】

経済的にも母乳の方が助かりました。
1年前に初めての子どもを出産しました。
私の場合、産む前からミルクを併用はしても良いけれどメインは母乳で育てようと決めていたんです。
その理由は、色々な本を読んでみて子どもの健康のためになりそうだと考えたこと、そして経済的にも母乳の方が助かると思ったからです。
粉ミルクって意外に高価ですよね。
もちろんミルクだけで育てたという人を非難するわけでも、母乳ではないとだめだと思い込んでいたわけではありません。
ただ、私は出産時に仕事をしておらず、3歳までは子どもと常に一緒にいるつもりなので、それなら母乳の方がメリットが大きそうだと思ったんです。
母乳育児は考えていた以上に大変でした。
しかし、実際に子どもが産まれてみたら、母乳育児は考えていた以上に大変でした。
まず出産すれば出るだろうと考えていた母乳が、すぐには出なかったことからトラブルは始まりました。
母乳育児を推奨している産院ではあったので、生まれた直後に子どもに乳首を吸わせてくれるといった対処はしてもらえました。
でも、母乳が出なければ吸うこともできませんよね。
まさか出産後3日後でミルクを飲ませることになるとは思いもしませんでした。
その後、母乳マッサージをしてもらったり、飲ませやすい体勢を色々と試していくうちにやっと子どもが満足するくらいの母乳を出せるようになりました。
頼れる人がまったくいない中での母乳育児となりました。
ちゃんと赤ちゃんに食事を与えられるようになったことには安心したものの、それから3日後にはもう退院です。
夫は日中仕事に行っていますし、両親は遠方にいるため頼れる人がまったくいない中での母乳育児となりました。
辛いのは息子がとにかく抱っこをしていないと寝てくれないタイプの赤ちゃんだったことです。
おっぱいをあげる→寝かしつけるのサイクルを1時間おきくらいに続けるわけですが、とにかく常に抱っこしていないといけない。
どんなによく眠っていても、身体を離した瞬間に起きて泣き始めてしまうんです。
母乳をたくさん出すためにもご飯をしっかり食べたかったのに箸を持つことすら難しく、しばらくは夫が朝握ってくれたおにぎりだけをひたすら食べることになってしまいました。
母乳の方が消化が良いためすぐにお腹がすくのだという話はきいたことがあったので、いっそミルクを足してしまおうかと本気で悩んだこともあります。
気持ち的な面も母乳育児のメリットのひとつだと思います。
それが落ち着いてきたのは、生後3週間ほど経ってからだったでしょうか。やっとソファにおいても眠ってくれるようになりました。
母乳のメリットをゆっくりと実感できるようになったのはこの頃からです。
自分が精神的に落ち着いてくると、一生懸命おっぱいに吸い付いてくる子どもがものすごく愛しくなってきました。
愛情が爆発しそうというか……。
この気持ち的な面も母乳育児のメリットのひとつだと思います。
うちの場合はまだ卒乳は考えていませんが、もう少ししたらおっぱいを飲む子どもの姿もみられなくなるのかと考えたら、既に少しさみくなってしまっています。