母乳デメリット

実はデメリットもある母乳育児


母乳には赤ちゃんの成長にとって必要とされる栄養素がバランスよく含まれているという観点からも、近年推奨されることが多くなってきた母乳育児ですが、実はデメリットもあります。
まず一番のデメリットとして挙げられるのは、ミルクに比べて授乳間隔が短いという点です。


人工乳であるミルクは母乳に比べると消化が悪いと言われていますが、裏を返せばその分腹持ちが良いということになります。
ですから、ミルク育児の場合は1日の中である程度決まった時間にミルクを与えることができます。


反対に母乳は赤ちゃんが消化しやすい構造に作られているため、消化における赤ちゃんへの負担は少ないもののその分すぐにお腹がすいてしまいますから、授乳間隔がなかなか空かないことが多くなります。
特に出産後1か月くらいまでは母乳の出が悪いこともあり、昼夜を問わず1~2時間おきに授乳が必要になることも少なくありません。


こうしたことからお母さんも睡眠不足になったりストレスを抱えてしまいがちです。
また授乳間隔が短いため、なかなか赤ちゃんを預けることも難しくなります。


特に完全母乳育児をしていて哺乳瓶の乳首を嫌がる赤ちゃんの場合は、お母さんがいなければ他に母乳を飲ませる方法がないため特に大変です。

食生活に気を使う必要が・・・


その他のデメリットとしては、常にお母さん自身の食生活にも気を配る必要があるという点です。
食事の栄養バランスはもちろんのこと、飲酒や喫煙も控えなくてはいけません。


さらには風邪を引いた時でも薬の服用ができない、もしくは服用できる薬がかなり限られてしまいます。
授乳期というのは、ストレスや睡眠不足から特に体調を崩しやすい時でもあり、そのようなときに自分自身の健康管理をしっかりしなくてはいけないのはとても大変なことです。

授乳量がわかりづらい


さらには母乳育児の場合、赤ちゃんがどのくらいの量を飲んだのかがはっきりとわからないというデメリットもあります。
赤ちゃんが小さい場合には、自分では母乳が足りていると思っていても実は量が足りておらず赤ちゃんが栄養不足に陥ってしまっているということもしばしばあるため注意が必要です。


栄養が不足していると、重症の黄疸による脳性マヒや頭蓋内出血を起こしやすくなるなど、体や脳の発達に障害をきたす可能性が高くなります。
また母乳育児の場合や乳腺炎や乳首の裂傷などのトラブルが起こりがちであることもデメリットの1つだと言えます。


このように良いと言われて推奨されている母乳育児にもデメリットはあります。
そのため母乳育児にこだわりすぎることなく、お母さんと赤ちゃんの両方がストレスを抱えないような育児を心掛けることが大切です。

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