母乳育児 コツ

左右のおっぱいから出る母乳の量に差がある人は珍しくありません


母乳育児をするうえでは、両方のおっぱいをまんべんなく吸ってもらうのが理想です。
しかし実際にはもともと左右のおっぱいから出る母乳の量に差がある人は珍しくありません。


さらにあまりに差があったり、母乳の分泌量が赤ちゃんの飲む量を上回っていて片方のおっぱいだけで赤ちゃんが満足してしまうというような場合には片側授乳になってしまうことがあります
その他にも片方だけ乳頭が変形していて赤ちゃんが片方のおっぱいを嫌って飲まなくなるといったことも片側授乳の原因となります。

「片方でも母乳育児ができるのならそれでよいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし片側授乳を続けていると、乳腺炎などのトラブルのほか左右でおっぱいの大きさに差ができてしまうといったトラブルを引き起こしてしまいます。


あまりにおっぱいの大きさに左右差ができると、片方のおっぱいは空っぽなのにもう片方は張っているという状態が長く続くため、体のバランスも悪くなり慢性的な肩こりにつながることもあります。
また片方だけを長時間飲ませているとおっぱいの味が濃くなってしまうともいわれてます。


片側授乳にならないようにするためには?



片方の母乳の分泌量が少ない場合、片側授乳にならないようにするためにはまず母乳の出が悪いほうのおっぱいから授乳させることが大切です。
そして次に出が良いほうのおっぱいを飲ませ、最後にもう一度出が悪いほうのおっぱいを加えさせます。


そうすることで出が悪いほうのおっぱいに2回刺激を与えることができるため、母乳の分泌量を増やす手助けになります。
また温かい水分を飲んでから蒸しタオルなどを使って、出にくいほうのおっぱいを授乳前に温めるのも効果的です。



母乳の分泌量が多すぎて片方で間に合ってしまい場合に片側授乳にならないようにするためには、両方のおっぱいを吸わせる前に一度軽く搾乳をして圧抜きをするのが効果的です。
その後で赤ちゃんに両方飲ませるとバランスよく飲んでくれることが多いはずです。


搾乳の際に気を付けることは?



ただし搾乳の際には絞りすぎないことと、授乳後に搾乳しないよう気をつける必要があります。
搾乳しすぎたり授乳後に搾乳をしたりすると、さらに母乳の分泌が過剰になってしまいます。



乳頭の形が悪く片側授乳になってしまう場合には、まずはいろいろな体勢で授乳を試してみることが大切です。
体勢によっては上手く飲んでくれる場合もあります。


それでも難しい時には搾乳器を使うなどして飲ませるようにしますが、搾乳を長期に続けていると母乳の分泌量が減ってしまうため、自分でうまくいかないときには母乳外来などで相談してみることをお勧めします。


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