乳頭保護器(ニップル)の使い方。ハード・ソフトおすすめは?

おっぱいのトラブル防止に乳頭保護器(ニップル)
赤ちゃんが生まれてから母乳育児をしている人の中にはおっぱいのトラブルが起こる人も少なくありません。
トラブルの中には乳腺炎など乳房のトラブルはもちろんのこと、乳首に傷ができたり乳首が痛んだりといったトラブルもあります。
赤ちゃんはとても強い力で乳首を吸って母乳を飲んでいますから、敏感な乳首にこうしたトラブルが起こることは少なくありません。
放っておくと傷口が化膿したりすることもありますが、赤ちゃんへの授乳は毎日欠かすことができません。
そんな時に便利なグッズとして、乳頭保護器があります。
乳頭保護器とは
乳頭保護器とは、母さんの乳首にかぶせて乳頭を保護する薄いカバーのことで、別名「ニップル」とも言います。
シリコンなどの柔らかい素材でできているため、乳頭にもぴったりとフィットします。
赤ちゃんが口に含んでも安全な材質ではありますが、常に清潔にしておく必要はあります。
乳頭の傷ができて悪化してしまうと、場合によっては授乳を中断せざるを得ないこともあります。
しかし乳頭保護器をつけることで、授乳を中断することなくそのまま授乳を続けることができる場合もあります。
このように乳頭保護器は乳首に起こるいろいろなトラブルを解決するためにとても役に立つものだと言えます。
また一度乳首のトラブルを起こした場合、あらかじめ乳頭保護器を使うことで再度トラブルが起こるのを防ぐことができます。
価格も1000円前後とリーズナブルであり、安心して使うことができます。
乳頭保護器の固いタイプ(ハードタイプ)と柔らかいタイプ(ソフトタイプ)
一般的に乳頭保護器は上の部分がない半円形をしています。
これは授乳時赤ちゃんの鼻に乳頭保護器が当たってしまわないようにするためです。
材質は固いタイプ(ハードタイプ)と柔らかいタイプ(ソフトタイプ)の2種類がありますが、より自然な授乳ができるのはソフトタイプでしょう。
赤ちゃんも違和感なく母乳を飲むことができます。
ただし乳頭に痛みの強い傷がある場合、ソフトタイプの乳頭保護器では乳首を完全に保護することは難しいです。
傷や痛みが強い場合にはハードタイプの乳頭保護器を使用したほうがお母さんにとっては楽に授乳ができるでしょう。
しかし赤ちゃんにとってはやはり違和感を与えることが多く、乳首を吸うのにも時間がかかるため授乳に時間がかかることもあるようです。
このように同じ乳頭保護器でも素材によって違いがあります。
自分の乳首と赤ちゃんの状態に合わせて選ぶことが大切です。